タマユラ王国について
エウレシア大陸南端(われわれの地球でいうインド付近に相当)に位置する小国。
旧世紀時代にイヅモからやってきた移民が興した国家。
そのため、公用語はイヅモ語であり(漢字は用いず主にカタカナを使用する)、名前は姓・名前の順番で記述する。
建国時から中立国の概念を持っており、「いかなる事態が起ころうとも」「独立、 中立を貫く」「如何なる状況にあっても中立を貫く」という理念で運営されている。
産油国で、国内には火山も豊富なためエネルギーの自給自足が高い水準で可能になっている。
これにより経済的に豊かではあるが、自国内にガーディアン兵器を持たない。
(PCやアビスガーディアンに匹敵する戦力がないだけで、戦車や戦闘ヘリなどの在来兵器の数は相当数存在)
タマユラ国軍はイヅモ系であるため、階級は我々の地球でいう自衛隊と同様のものを用いる(一佐、三尉など)。国軍は陸軍、空軍、海軍、宇宙軍が存在。
王族は国家の象徴であり、王家から任命された五人の筆頭大臣が国家を運営している。
この大臣を排出している家系を五大氏族と呼ぶ。ヒロインのホシノ・ユラは今の大臣の娘。
五大氏族のうちひとつ、ズイウン家が武装蜂起し内戦が勃発した。
この蜂起にはテロ組織ディスティニー(ひいてはその裏のラーフ帝国)の介入があるとユラは考えているが、証拠を掴むには至っていない。
そのため、地球連邦政府への表立った支援要請はできず、ホシノ家は中立の名目を保つためPMCフォーチュンに協力を依頼する。
……とまあ設定のベースは考えてきたんだけど、皆でおかしい点に突っ込んだり補完をしたりしながらステージを作って遊びたいです。
主要NPC
ホシノ・ユラ
「勝つためには何でもする。当然の判断だ!」
ホシノ家の長女。18歳の女の子。非常に豪胆で勇猛な性格。やや短気なのが玉にきず。
タマユラ王国が「中立国」であることに誇りを持っている。
タマユラ王国は他国の軍事活動に干渉しないが、それは人間同士の戦いにのみ適用され、恐竜人類や奈落獣などの人間以外の侵略者に対しては徹底抗戦するべきと考えている。
なるべくなら平和的に物事を解決したいと考えているが、必要とあらば実力行使もためらわない。
彼女の当面の目的はズイウン家とラーフ帝国がつながっている証拠を掴み、ズイウン家を失脚させることにある。
ムラタ・ヤスヒト
「俺ってばやっぱ不可能を可能にする男……なんちゃってね」
「物事はスマートにやるもんだ。これがな」
ムラタ・ヤスヒト、28歳、男性。タマユラ王国空軍所属のエースパイロット、階級は三佐。“黒豹”の二つ名を持ち、機体を黒でカラーリングしている。
飄々とした優男。出世目当てでズイウン家に近づき、ズイウン・マユコに協力している。
元々は戦闘機乗りだったが、ディスティニーからカバリエ飛行試験型「ヒャクライ」を受領しており、今回はそれに乗って登場する。
「威力より手数で勝負」がモットーで、拡散系の武装を好む。
今回のクライマックスで登場するボス。
今回出ないけど楽しくなったので設定だけ決めちゃった背景の人たち
※こいつらは基本的に今回出ません。
後ろ2人の設定はオープニング開始時点ではPC視点では知り得ないプレイヤー向けの情報です。
真相部分以外(人物名や人となりなど)については設定を知っているキャラクターとしての参加も可能。
ズイウン・マユコ
「い、今なら土下座すれば許してあげないこともないですよ!」
「ひっ、こ…来ないで! ドルダーク、私を助けて!」
「もうやだ……家に帰りたい……」
ラーフの科学者(ドルダーク)にそそのかされて武装蜂起したズイウン家の筆頭大臣。25歳、女性、独身。
半年前に急逝した父の後を継いで大臣となった。
生真面目な小心者で、どう考えても政治家に向いていない。ストレス耐性が低く「家に帰りたい」が口癖。
趣味は絵画で、クロッキー帳を常に携帯している。
愛国者で、タマユラ王国を世界一の国にしたい(世界中のどこにも負けない軍隊を持ちたい)思いからドルダークの口車に乗った(自分やズイウン家の発言力を高めたかったという理由もある)。
完全に騙されて利用されているだけの関係だが、彼女はそれを知らずドルダークに依存しきっており、何かあればすぐに頼ろうとする。
専用の戦艦「グレートズイウン」を保有しているが、彼女の艦長としての能力は最低ランク(でも今回は出てこない)。
ドルダーク
「ククク……私の考えた最強のロボットがお相手しよう!」
「こういう乱暴な武器は……あまり好きでは……ないのだがねっ!」
「熱波、光波、重力波、電磁波、衝撃波…! まとめて経験させてやろうじゃないか!」
ディスティニー所属のアビ・テクノロジスト。ズイウン・マユコをそそのかし武装蜂起させた張本人。
フルボーグであり「いかにも機械です」といった外見のため年齢も性別もわからないが、おそらくは成人男性。
全身を機械化させたフルボーグで、異星の技術を解析して製造した、オリハルコン級の機体を駆る。(搭乗時には機体と融合合身する)
オリハルコン級の専用加護《ジークフリート》(ダメージの結果を0にする。要するにシーン全体にティールと同等。ブラギ不可)の加護をひとつ持つ。
生物の悪意などの負の感情を動力源に動く「ノワール・ハート・システム」の開発者。
タマユラ王国を武装蜂起させたのは、内戦によって王国の民の負の感情を増幅し吸収するため。
十分な悪意を吸収した後には、アビスシードを植え付けてアビスゲートを開くつもりである。
科学者ゆえに知能は高いのであろうと思われるが、不測の事態に弱くうっかりやの一面がある。
「こいつを倒したら内戦は決着する」みたいな感じのキャラ。ラスボス予定(でも今回は出てこない)。